こんにちは、あずるです。
前回の記事では、「弱い2号艇の穴狙いは自殺行為である(回収率30%台)」という、夢のない残酷なデータをお見せしました。

「じゃあ、競艇で穴を狙うのは無理なのか?」 「結局、インから安い配当を拾うしかないのか?」
そうガッカリされた方もいるかもしれません。しかし、諦めるのはまだ早いです。 今回、宮島競艇場のデータを掘り進めていく中で、競艇の控除率(テラ銭25%)を無視するかのような「バグ」を見つけてしまいました。
それは…
「弱い3号艇の全買い」
通常、何も考えずに「全通り」を買えば、回収率は75%に収束して負けるはずです。しかし、ある条件下のアウトサイダーな3号艇に限っては、適当に買い続けても回収率がほぼ100%(チャラ)になるのです。
今回は、この衝撃的なシミュレーション結果と、なぜそんな現象が起きるのかを解説します。
この記事の結論
- 「弱い3号艇(<30%)」は宝の山
- 思考停止で全買いしても回収率98%。
- 3号艇の連対率が30%未満で展示気配で「一発ありそう」と感じたら、迷わず「3-456」で高配当を待ち構えると楽しい。
本記事はデータ分析にGeminiPROを使用しています。
検証条件
今回も、宮島競艇場の直近データを元にシミュレーションを行います。
- 対象データ: 宮島競艇場 直近半年間(全1,560レース)
- 具体的に言えば2025/5/5~2025/12/20
- ターゲット: 全国連対率が30%未満の「弱い3号艇」
- 買い方: 3号艇を頭にした「3-全-全」(20点買い)
- 投資額: 1レースあたり2,000円(1点100円)
「連対率30%未満」といえば、B級選手や調子の悪いA級選手です。普通なら真っ先に舟券から外したくなる存在ですが、あえてここを全ツッパしてみます。
※本記事では、3号艇の全国連対率を以下の5段階に分類して集計しています。
- 超弱: 20%未満
- 弱: 20%〜30%
- 中: 30%〜40%
- 強: 40%〜50%
- 超強: 50%〜60%
データソースは「艇国バンク」様です。
https://boatrace-db.net/
シミュレーション結果:思考停止で買った場合
弱い2号艇の時は大赤字でしたが、3号艇の結果はどうなったでしょうか。
【表1】「弱い3号艇(<30%)」全買いシミュレーション結果
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 対象レース数 | 612レース |
| 総投資額 | 1,224,000円 |
| 回収額 | 1,206,170円 |
| 回収率 | 98.5% |
| 的中率 | 8.7%(53回) |
| 収支 | -17,830円 |
驚異の回収率98.5%
なんと、120万円以上を投資して、マイナスはたったの1万7千円。回収率は98.5%です。
「いや、負けてるじゃん」と思われるかもしれませんが、競艇で適当に全通り買って98%も返ってくるのは異常事態です。 例えば、ここから「明らかにインが強すぎるレース」や「展示で3号艇がドカ遅れしたレース」を数回見送るだけで、容易にプラス収支に転換できるレベルです。
前回の「弱い2号艇(回収率30%)」とは天と地ほどの差があります。なぜ、同じ「弱い選手」なのにこれほど結果が違うのでしょうか?
勝因分析:なぜ「弱い3号艇」は儲かるのか?
回収率を押し上げている要因を探るため、的中した53レースの配当内訳を分析しました。
【表2】的中時の配当分布(3号艇 < 30% 勝利時)
| 配当レンジ | 回数 | 割合 |
|---|---|---|
| 5,000円未満 | 7回 | 13.2% |
| 5,000円〜1万円 | 16回 | 30.2% |
| 1万円〜2万円 | 20回 | 37.7% |
| 2万円〜5万円 | 4回 | 7.5% |
| 5万円〜10万円 | 3回 | 5.7% |
| 10万円以上 | 3回 | 5.7% |
① 万舟率が異常に高い
表を見て分かる通り、当たった時の約6割(56.6%)が万舟券です。 最も多いボリュームゾーンが「1万円〜2万円」というのは、穴党にとって夢のような分布です。
弱い2号艇が勝っても「インが残って2-1」の安い配当になりがちでしたが、弱い3号艇が勝つときは「まくり(3-4, 3-5)」が決まることが多く、インや2号艇が沈んで配当が跳ね上がります。
② 特大ホームランが含まれている
たった半年(612レース)の間に、10万舟以上の配当が3回も出ています。最大配当は22万舟でした。
「弱い3号艇」は完全にノーマークになるため、オッズの歪みが極大化します。 実力通りに決まれば負けますが、展開がハマった時の爆発力が、普段の負けをすべて帳消しにしてくれるのです。
推奨戦略:さらに回収率を高めるには?
「全買い」でも十分に戦えますが、無駄な買い目を削れば回収率は100%を余裕で超えます。 データから導き出された「削るべき買い目」はこれです。
❌ 買ってはいけない:3-1(まくり差し)
3号艇が「まくり差し」で勝つ場合、1号艇が2着に残るため配当が安くなります。 シミュレーションの結果、「3-1-全」の回収率は72%に留まりました。弱い3号艇を狙う時に、保険でインを残すのは悪手です。
⭕️ 狙うべき:3-456(まくり一撃)
弱い3号艇が勝つパターンの真骨頂は、スタートを決めて内側を飲み込む「まくり」です。 この場合、追走するのは外枠(4,5,6号艇)になります。
「3-456-全(12点)」に絞ることで、安目の的中を捨てつつ、特大万舟だけを効率よく拾うことができます。
まとめ
今回の宮島競艇場におけるデータ分析の結論です。
- 「弱い3号艇(<30%)」は宝の山
- 思考停止で全買いしても回収率98%。
- 的中時の半分以上が万舟券。
- 2号艇との違い
- 2号艇の穴は「安い・当たらない」で地獄を見る。
- 3号艇の穴は「デカイ・一撃回収」で夢を見れる。
- アクションプラン
- 3号艇の連対率が30%未満。
- 展示気配で「一発ありそう」と感じたら、迷わず「3-456」で高配当を待ち構える。
「穴を狙いたいけど、何を基準に買えばいいか分からない」 そんな時は、宮島の3号艇に注目してみてください。そこにはオッズの歪みが放置されています。
次回予告
「全買いで98%も凄いけど、もっとピンポイントで勝ちたい」
そんな中級者の方へ。 次回は、今回紹介した「運任せの穴狙い」とは違う、論理的にインをカモにする「4号艇」の攻略法を公開します。
条件を絞ることで、回収率156%を叩き出した最強のメソッドです。 ぜひ読んでみてね。
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免責事項
本記事の分析結果は過去のデータを元にしたものであり、将来の利益を保証するものではありません。舟券の購入は自己責任でお願いいたします。





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