【完結済み】あずる厳選!ハイファンタジーおすすめ5選!~時間を溶かす名作たち~

 こんにちは、あずるです。

 船員として働いていると、長い乗船期間中の「癒やし」や「暇つぶし」は死活問題になります。そんな私が、船上での限られた通信環境の中で、あるいは休暇中の自宅で、文字通り「時間を忘れて」読み耽った作品たちを紹介します。

 今回は数あるなろう小説の中から、「完結済み」かつ「ハイファンタジー」に絞り、以下の基準で5作品を厳選しました。

 これから紹介する作品には、それぞれの傾向を分かりやすく伝えるために「レーダーチャート」を付けています。

  • 戦闘度:バトルの頻度や激しさ。熱い展開が好きならここを重視。
  • 無双度:主人公の強さや活躍ぶり。「俺TUEEE」を楽しみたい方向け。
  • ラブコメ度:恋愛要素やヒロインとの絡みの多さ。甘酸っぱさが欲しい時に。
  • シリアス度:物語の重厚さや緊張感。ハラハラしたい人向け。
  • 没頭度:時間を忘れて読み進めてしまう中毒性。※最重要項目

各作品を以下の5項目で独断と偏見により評価しています。

 それでは、私の「推し」たちをご覧ください。


1.親の町工場を立て直そうとしていたが、志半ばで他界。転生した先も零細の貴族家だったので立て直します

あらすじ


日本の町工場、零細企業の跡取り息子が病の父に代わって会社を立て直そうとしている最中、志半ばにして父より先に他界。転生した先はこれまた零細の貴族家。その家を立て直すため、魔法と現代知識を使って奮戦する。
作者の会社の仕入先の社長(故人)に捧げる物語です。

あずるの視点:聞きなじみのある名称がちょくちょく出てくる。

 私は船の機関士を本職にしているのですが、仕事で聞く名称が良く出てきます。「ダフニー」なんかは私の船でも使用している潤滑油ですね。

 基本的には知識チート系です。戦闘系も結構チート系。苦手な人がいるかもしれませんが、私はあまり気にならなかった覚えがあります。

 また、作品の半ばになると「投資」の話が出てきます。「先物取引」や「銅取引価格」など。経済的な駆け引きが描かれている、私の趣味嗜好に合致している作品でした。

 [あらすじ]にも書かれている通り、これは作者の会社の仕入先の社長(故人)に捧げる物語と理解できる最後でもあります。とても綺麗な終わり方。作者の思いと、願いが伝わってきます。

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2.本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

あらすじ

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。
※最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。
(R15は念のため)

あずるの視点:世界設定を作り上げることの意味を教えてくれる。

 説明不要でしょう。ぶっちゃけ、この記事を開き、ここまで読んでくれている人でこの作品を知らない人はいないでしょう。今回の「〇選」での”みんな知っとるやろうけど、念のためにおススメしとこ”枠です。

 この作品の最も凄いと感じる所は【世界観の構築】です。

 国、領土、魔法、技術、宗教etc…。総じて文化の設定濃度が他の作品をぶっちぎっています。前半は「町の中」での話がメイン。けれど物語が進んでいくにつれて「マイン」の行動範囲は広がっていきます。すると段々、面白くなっていくんです。特に他領との絡みが出てくる【第四部 貴族院の自称図書委員】からは序盤とは別物と言っていい!序盤で挫折した人は騙されたと思って第四部まで頑張ってほしい。

 個人的には「ダンケルフェルガー」の文化と「ハルトムート」がとても好きです。ダンケルフェルガーの求婚は良く考えられてる。

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3.無能だと追放された王女、謎スキル【草生える】で緑の王国を作ります

あらすじ

王女クロエに発現したスキルは【草生える】。
文字通り雑草を生やすだけのふざけたスキルだった。
笑いものにされ、無能と蔑まれ、彼女は荒れ地へと追放された。

「笑えなくて草生えますわ。でも諦めてたまるものですか!」

草一本生えない荒れ地に、クロエは草生えるスキルで立ち向かった。
人の上に立つ王族として領主として、民の困窮を見過ごせなかった。
土地に眠る水脈を呼び起こし、奇跡の力を借りながらも努力を続ける。
小さな村は少しずつ豊かになって、人と羊と牛が集まり始める。

しかしそんな村に悪意の手が伸びる。入り乱れた思惑はやがて戦乱に発展してしまう!?
追放された王女の逆転建国ファンタジー!

草は生えますが意外に真面目な物語です!

あずるの視点:”正義VS正義”は名作の構図

 王女が追放されるところから始まる、最近よく見る展開ですが、「草生える」は流石に見たこと無かったですね。

 物語としては序盤は村づくり。スキルや精霊の力を駆使しつつ少しずつ荒れ果てた荒野に人が住めるようにしていきます。

 そして、後半は成長した村をめぐって様々な思想や思惑が渦巻き戦乱の時代に発展してしまいます。

 国の発展の為に奇跡を技術とすることを目論む帝国。人間を信じ、精霊のため、領地の為に世界樹を願う主人公。そして、過去の経験から奇跡は人間の害だと信じる存在…。

 最後はそれぞれの正義の為にぶつかり合う、まごうこと無き「傑作」です。

 主人公の敵サイドに感情移入できる作品。文量的にも読みやすい量です。ぜひご一読ください!

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4.セブンス

あらすじ

ライエル・ウォルトは伯爵家であるウォルト家の嫡子であった。
だが、完璧である妹のセレス・ウォルトとの勝負に負けて廃嫡。完膚なきまでに打ちのめされ、心を折られた状態で家を追い出されてしまう。
そんなライエルが家を出る前に手に入れたのは【青い宝玉】だった。宝玉には歴代当主たちの【スキル】そして【本人たちの生前の記憶】が保管されていた。
記憶として宝玉内で蘇ったウォルト家のご先祖様、その数はなんと七人! 頼りになるご先祖様たちの意見を聞き、ライエルの物語が始まる!
……とは、ならず、七人もいれば価値観も違えば、当然意見も違う。ライエルに対しても罵声は当たり前。情けないと呆れる始末。
ライエルはそんな七人の記憶が封じられた宝玉を手に、再び立ち上がる事が出来るのか?

七人のご先祖様と共に戦う冒険ファンタジー、ここに開幕!

あずるの視点:泥臭い成長と、ご先祖様たちの人間味

 今から10年以上前に完結した作品。最近なろう小説を読み始めた方は知らないかもしれません。

 物語は超王道なファンタジーだと思います。最初の主人公はあまり強くなく、色々な経験を重ねて少しずつ成長していく。主人公の関わる事件もだんだんと大きくなっていって…。って感じ。

 印象的なのは、やっぱり、【青い宝玉】に残されている先代たちです。彼らがとても良い味出してる。彼らは普段は賑やかし。酒飲んだ親戚のおっさんみたいな存在です。けれど、物語の節目節目に、主人公へ確かな助言と力を授けて…。後半の3代目が印象的です。

 異世界転生に飽きて、純粋なファンタジーを楽しみたい方には非常におススメです!1週間は夜寝れない事を覚悟してください。

 ただ、かなり思いが重い女の子たちのハーレム展開あります。ハーレムが苦手な人は辞めた方がいいかもしれないです。

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5.シャバの「普通」は難しい

あらすじ

「この世の地獄」と称されるヴァルツァー監獄。
服役中の娼婦から生まれ、囚人仲間によって獄内で育てられた少女・エルマは、大国ルーデン王の崩御を機に、恩赦として監獄から「釈放」させられる。
釈放の発令者である第二王子ルーカスの命で、王宮付き侍女となったエルマ。母の言いつけ通り「普通」の少女を目指して過ごしはじめるが、うっかりぶっ飛んだことばかりやらかしてしまう。
それというのも、娼婦譲りの美貌に詐欺師譲りの読心術、狂戦士の戦闘術に、マッドサイエンティストの医術――「家族」である囚人仲間に、かなり独特な「普通」を教え込まれていたからだった。
彼女の常識外れの能力や行動は、やがて王宮全体を揺るがしていき――?
「もしや……シャバの方というのは、そのくらいのこともできないのですか?(真顔)」
”普通”を目指すわけあり少女の、うっかりシャバ無双物語。

あずるの視点:エルマの凄さにひれ伏す、爆笑の渦

 ここまで紹介してきた作品と打って変わって、「コメディー色強めな作品」。

 物語の雰囲気は[あらすじ]でもう、全てが伝わりそうなので割愛します。水戸黄門を見てる気持ちになりますよ。ほら、「そろそろ大立ち回りして、印籠を出すころでしょ…」って感覚。

 水戸黄門の印籠が、この作品の

「もしや……シャバの方というのは、そのくらいのこともできないのですか?(真顔)」

だんだん、このセリフが出てくるのが分かるようになります。

 後半は第二王子ルーカスとのラブコメも良い感じだし、まだ読んでないのであれば、おススメ!万人受けする作品だと思いますよ!

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終わりに

 以上、私が自信を持っておすすめする「完結済みハイファンタジー5選」でした。

 どれも読み始めたら止まらない、時間泥棒な作品ばかりです。 皆さんの「推し」もあれば、ぜひコメントで教えてください。次の乗船のお供にさせていただきます!

 それでは、あずるでした。

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