【結論】エグゼクティブ・サマリー
まずは、結論からお伝えします。
- 1R(ファーストバトル)のイン勝率は73.5%:全レース中トップクラスの安定度
- 宮島1Rの1号艇1着率は73.5%。
- これは全レースの中でも群を抜く安定感です。頭(軸)は1号艇で間違いありません。
- 攻略の鍵:回収率50%台の「死に目(2着4・5号艇)」を徹底排除
- 問題はヒモ(相手)選びです。データ分析の結果、2着に「4号艇・5号艇」を絡めた買い目の回収率は約55%まで落ち込むことが判明しました。これらは投資金を削るだけの「死に目」です。
- 推奨戦略:期待値109.5%を形成する「厳選7点ポートフォリオ」への集約
- 無駄な買い目を削ぎ落とし、オッズの歪み(期待値の隙間)だけを狙い撃ちにする。結論として、宮島1Rは特定の7点に絞り込むことで、回収率109.5%を実現する投資対象へと昇華します。
「宮島の1R(ファーストバトル)はA級選手がインにいるから堅い! とりあえず1から手広く流しておけば当たるだろう」
……うんうん、その気持ち、痛いほど分かります(>_<)
実際に当たるんですよね。ですが、いざ蓋を開けてみると「あれ? 的中したのに財布の現金が減っている……」という、いわゆるトリガミの悲劇。皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?
宮島1Rは確かに的中させるのは容易ですが、「利益を出す(稼ぐ)」のは至難の業です。
本船のエンジンルームでも、不要な配管を放置すれば圧力損失が生まれ、燃費(効率)が悪化します。舟券も全く同じ。当たるからといって不要な買い目を抱え込めば、回収率という名の燃費は一気に悪化してしまうのです。
今回は、過去2,194レースの膨大なデータから判明した、イン勝率73%超という安心感を「利益」に変えるための断捨離ロジックと、期待値109.5%を叩き出す厳選7点を公開します。
本記事の分析条件(Methodology)
データに基づく冷徹な判断を下すため、今回の分析条件を明記しておきます。
分析サンプル数:n=2,194
過去の宮島競艇場のレース結果、合計2,194レースを抽出して集計しました。
解析ツール:Google Gemini Pro による期待値多角分析
単なる的中率だけでなく、オッズと発生確率の乖離(期待値)をAIを用いて立体的に解析しています。
除外基準:内4枠なり崩れ、フライング・出遅れ等を含む事故レース
イレギュラーな要素を排除し、純粋な番組構成の傾向を炙り出すため、進入固定や枠なり崩れ、事故レースはサンプルから除外しています。
1R特有の構造的欠陥:なぜ「普通に買う」と負けるのか?
「1号艇が強いなら、相手を絞ればいいだけでは?」
そう思われるかもしれませんが、シード番組には特有の「オッズの罠」が潜んでいます。
シード番組のオッズ過熱:4・5号艇を絡めた買い目の期待値崩壊
1Rは「1号艇がA級、他はB級」といった分かりやすい番組が組まれます。そのため、多くのファンが「1号艇から流す」舟券を購入し、オッズが全体的に極端に下がります。
特に、展開待ちになりやすい外枠(4・5号艇)を2着や3着に絡めた買い目は、的中率に対してオッズが全く見合っておらず、回収率は55%前後という悲惨な数値を叩き出しています。
市場の盲点:心理的敬遠が生む「1-6」ラインの異常な配当妙味
一方で、面白いデータがあります。ファンが心理的に「大外の6コースは来ないだろう」と敬遠しがちな「1-6」の組み合わせには、実際の発生確率以上の配当がつく(オッズの歪みが生じる)傾向があるのです。
【宮島競艇場:特番レース別・イン勝率と期待値の比較表】
| R数 | 特徴 | イン勝率 | 期待値(1-全-全) | 信頼度 |
| 1R | ファーストバトル | 73.5% | 74.0% | ★★★★★ |
| 7R | 一般(非特番) | 45.4% | 87.9% | ★★★★☆ |
| 12R | 優勝戦・選抜戦 | 73.7% | 77.4% | ★★★★★ |
※1Rはイン勝率こそトップクラスですが、何も考えずに「1-全-全」を買うと期待値は74.0%となり、確実にお金が減っていくことが分かります。
【データ解析】回収率109%を実現する厳選7点ポートフォリオ
では、具体的に何を買えば良いのか?
無駄な配管を全て撤去し、最も出力の出るエンジンセッティングがこちらです。
黄金の買い目:1-2-3, 1-2-5, 1-3-5, 1-6-3 を含む厳選構成
【1R攻略:厳選7点ポートフォリオ】
| 買い目 | 的中率 | 平均配当 | 回収率 | 信頼度 |
| 1-2-3 | 11.0% | 945円 | 103.9% | ★★★☆☆ |
| 1-2-5 | 6.5% | 1,735円 | 112.8% | ★★☆☆☆ |
| 1-3-5 | 6.0% | 1,690円 | 101.4% | ★★☆☆☆ |
| 1-6-3 | 2.0% | 7,652円 | 153.1% | ★★☆☆☆ |
| 厳選7点合計 | 39.5% | 1,941円 | 109.5% | ★★★☆☆ |
※上記4点に加え、データ解析で期待値100%を超えた残り3点を合わせた「計7点」が、宮島1Rにおける最適解です(サンプル数が限られる「1-6-3」などは、あくまでデータ上の数値として参考にしてください)。
断捨離リスト:回収率30〜70%台の「3着4号艇」を捨てる勇気
ここで最も重要なのは、「買う勇気」よりも「捨てる勇気」です。 データ上、宮島1Rにおいて「2着の4・5号艇」、そして「3着の4号艇」は、どの軸から買っても期待値を著しく下げる要因となっています。
「念のため押さえておこう……」という誘惑を断ち切り、これらの買い目をスパッと切り捨てることが、回収率100%超えへの絶対条件となります。
実戦活用ガイド:宮島1Rを「投資対象」に変える手順
このデータを実際のレースでどう使うか、具体的な手順を解説します。
公式サイトでのメンバー確認:A級1号艇の配置と「枠なり」の再確認
まずは、番組が前提条件を満たしているかを確認します。1号艇がしっかりA級であること、そして展示で「枠なり進入」になりそうかをチェックしてください。
※進入予想や潮位によるコースの有利不利の確認手順については、解説すると長くなりますので、詳しくは過去記事の[宮島競艇:潮汐×艇番攻略シリーズ]をご参照ください。基礎環境を把握することで、本データの信頼性はさらに強固になります。
資金配分:的中率39.5%を活かし、不的中時も想定したポートフォリオ運用
この7点買いの合計的中率は約39.5%です。つまり、10回中6回は外れます。
「なんだ、半分以上外れるじゃないか」と思うかもしれませんが、投資とはそういうものです。外れることを前提に資金を配分し、当たった時の平均配当(1,941円)でトータルプラス(回収率109.5%)を目指す。株のポートフォリオ運用と同じ感覚で、淡々と買い続けるメンタルが求められます。
まとめ:的中率に溺れず「期待値」を射抜け
宮島1R(ファーストバトル)は、決して「当てるためのレース」ではありません。
インが堅いという安心感に寄りかかり、オッズの安いところを手広く買っていては、胴元の控除率にすり潰されるだけです。
1Rは、「死に目を避けて、期待値の歪みを突き、利益を残すためのレース」です。
今回提示したデータを機関日誌(投資記録)の1ページに加え、ぜひ次回の宮島1Rで「捨てる勇気」を実践してみてください。
免責事項
- ※本記事のデータは独自集計(n=2,194)によるものであり、公式記録とは異なる場合があります。また、将来の確実な利益を保証するものではありません。
- ※舟券の購入は自己責任で行ってください。本記事の情報による損失について、当ブログは一切の責任を負いません。冷静な資金管理のもと、無理のない範囲でお楽しみください。


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