【スマスロSAO2】設定別AT期待枚数を逆算!大都技研らしい「設定5の荒波」と「設定6の安定」を数値で考察

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 パチスロの設定推測において、公表されている「初当り確率」と「機械割」だけでは見えてこない部分があります。特に大都技研の機種は、数値の裏側に設計上の意図が読み取れることが多いです。

 今回は『スマスロ ソードアート・オンラインⅡ』を対象に、独自の計算式を用いて「AT1回あたりの期待枚数」を逆算しました。設定5の性能と、設定2・6の傾向について数値で考察しています。

⚠️ 注意事項
本機は執筆時点で全国未導入です。公表されている解析値をもとにした導入前の試算のため、参考程度にご覧ください。


要約(クイックサマリー)

 本題に入る前に、逆算によって見えてきた3つのポイントを整理します。

  • 設定ごとのAT性能に「100枚以上」の差あり:全設定共通のAT性能ではなく、設定によって「当たりやすく伸びにくい(設定6)」や「当たりにくく伸びやすい(設定5)」という傾向が試算から読み取れます。
  • 設定5は「デス・ガン」出現率優遇の高性能仕様:初当りは設定4より重いものの、AT期待枚数は全設定で最も高い試算結果に。上位ATへの鍵を握る「デス・ガン」との早期対戦が優遇されている、一撃重視の荒波設計と考えられます。
  • 設定2は「当たりやすいが伸びにくい」傾向:初当り確率は設定1より高いものの、期待枚数は設定1を下回る試算結果になっています。注意が必要な挙動です。

 それでは、なぜこれほどの差が生まれるのか。まずは計算の根拠から暴いていきましょう。


今作も「大都らしさ」全開か?スペックから見える開発の意図

 大都技研の歴代機種を打ち込んできたプレイヤーなら、「設定5の一撃性」と「設定6の安定感」という傾向に馴染みがあるはずです。今作『スマスロ ソードアート・オンラインⅡ』も、コイン単価は約4.1円(設定1)と高く、一撃性が期待される「ウルティマスペック」として登場しました。

 読者の皆さんがホールで「当たるのに伸びない」「ハマった後に捲れるのか?」という疑問を持つ場面は多いと思います。そこで今回は、設定別のAT性能を数値で整理してみました。

 本機のベースは約31Gと標準的な水準です。その分、「ATがどれだけ伸びるか」が収支に直結します。以下では独自の計算式をもとに、設定別のAT期待枚数を整理していきます。


AT期待枚数の算出プロセスと解析データの全貌

AT期待枚数を逆算する計算式の解説

 AT期待枚数を算出するために、公表値から以下の要素を定義します。

  • G:AT初当り確率の分母(平均通常消化ゲーム数)
  • R:機械割(出玉率を小数換算したもの)
  • B:ベース(50枚あたりの回転数:本機は31G)
  • E:AT1回あたりの平均期待差枚数(今回の算出目標)

 これらを整理すると、以下の計算式になります。

E=(50G)/B+3G(R1)E=(50*G)/B+3*G*(R-1)

 この式は、通常時の投資枚数(マイナス)と、理論上のトータル差枚数を合算し、「ATでどれだけプラスに転じさせているか」を逆算するものです。

【補足】

 本機はCZ「スコードロンバトル」中の純増が微小であるため、通常時以外のメダル増加の多くがメインATによるものと見なせます。そのため、この計算式から導き出される期待枚数は、他の疑似ボーナス搭載機と比べて比較的精度が高い試算と考えています。

【設定別】AT期待枚数の算出結果とスペック比較

 公表値をベースに算出した、設定ごとのAT期待枚数がこちらです。

設定AT確率 (G)機械割 (R)AT期待枚数 (E)
設定11/386.297.6%約595.1枚
設定21/364.398.8%約574.5枚
設定31/368.1100.2%約595.9枚
設定41/326.8105.3%約579.1枚
設定51/340.6110.4%約655.6枚
設定61/269.6114.9%約555.4枚

 注目したいのは設定5と設定6の差です。設定6は初当りが軽い反面、期待枚数は全設定で最低の試算結果になっています。対して設定5は最高値で、両者の差は100枚以上。設計上の方向性の違いが数値に表れていると考えられます。

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考察:設定5の「一撃」と設定6の「安定」の背景

設定5(約655.6枚):デス・ガン経由の「ウルティマ」が要因?

 設定5の初当り確率は1/340.6と設定4より重めです。ただし、AT中のCZ「スナイパーチャンス(SC)」において2戦目までに「デス・ガン」が出現しやすいという優遇があると公表されています。

 デス・ガンを撃破すれば上位ATへの「デス・ガンバトル」を獲得でき、さらに上位ATの約2回に1回で突入する期待枚数約7000枚の「ウルティマ状態」へのルートが、設定5では他設定より太くなっている可能性があります。この点が高い期待枚数を支える要因と推測されます。

設定6(約555.4枚):初当り回数でゴリ押す「超安定型」

 設定6は初当り確率1/269.6と全設定で最も軽い反面、AT期待枚数は最低の約555枚という試算結果です。「大きな一撃に頼らず、当りを積み重ねて増やす」マイルドな挙動が想定されます。上位ATへのハードルは設定5より高めに設定されている可能性があります。

設定2(約574.5枚):初心者を刈り取る罠?

 設定2は設定1より初当りが軽いにもかかわらず、期待枚数は約20枚以上少ない試算結果です。「当りは引けるのに増えない」と感じる場面があれば、設定2の可能性を疑ってみると良いかもしれません。

 恐らく多く使われる設定だと思います。この台は1か?それとも2か?は必ず意識する必要がありそうです。

偶奇の差:大都技研の伝統は今作でも健在か?

算出結果を整理すると、奇数設定(1, 3, 5)のAT期待枚数が隣り合う偶数設定を上回る傾向が読み取れます。

  • 奇数設定:一撃重視。AT当選まで耐え、一気にまくり上げる「波の荒い」設計。
  • 偶数設定:当り重視。AT性能を抑え、大ハマリを防ぐ「安定志向」の設計。

 「奇数=一撃、偶数=安定」という大都技研らしい傾向は、今作でも同様の結果になっています。実戦では自分の台が「当り優先」なのか「伸び優先」なのかを意識しておくと、立ち回りの判断材料になるかもしれません。


まとめ:逆算データから見えてきた「SAO2」の設定傾向

逆算データが示す攻略指針を整理します。

  1. 設定5は「耐えて一撃」を狙うスタイルに向いています。初当りの重さに惑わされず、SCでのデス・ガン出現に注目してください。ウルティマ状態への到達が、高い期待枚数を支える要因と考えられます。
  2. 設定6は「ATの伸び」よりも「当りの回数」で収支を作るイメージです。単発が続いても初当りが軽ければ継続を検討できます。当りも重くATも伸びない場合は、早めの見切りを考えた方が良いかもしれません。
  3. 設定2は初当りが設定3とほぼ同等でもAT性能で劣る試算結果です。見た目より伸びにくい可能性がある点は意識しておくと良いと思います。

 解析が出揃っていない段階でも、公表値からの逆算で設定傾向をある程度把握できます。目の前の台が「5の荒波」なのか「6の安定」なのか、この試算データを一つの判断材料として活用してみてください。

⚠️ 改めて注意事項:本記事の数値は全国導入前の試算です。実際の導入後に解析値が出揃った段階で、改めて検証する予定です。

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