スマスロSAO2において、設定判別の軸になるかもしれない指標の一つが「AT直撃」です。ただし、AT直撃率は公表されていません。本記事では、公開されている解析値を独自のロジックで逆算し、CZ経由分を除いた実質的なAT直撃頻度を算出しています。
⚠️ 本考察の注意事項
非確定CZの突破率には設定差がないと仮定した上での検証です。実際の仕様が異なる場合、算出結果も変わります。また、本機種は執筆時点で全国未導入のため、内容はすべて考察・推測の域を出ません。
要約
- データ履歴からCZ経由分を除いたAT直撃頻度を逆算する方法
- 設定1と設定6で生じる3倍超の差の内訳
- 算出結果をもとにした、高設定を見切るための実戦上の目安
AT直撃頻度を逆算する「計算の方程式」
AT直撃頻度を算出するには、全AT初当りから「CZを経由して当選したもの」を差し引く必要があります。本計算では解析値をもとに以下の変数を定義します。なお、非確定CZの突破率は、設定差がないと仮定した上で「55%」を基準値として採用しています。
【変数の定義】
- F (Frequency):実質的な出現頻度(確率の逆数)
- R (Rate):当選率・突破率(%)
【計算ロジックのステップ】
- 通常CZ頻度の算出
- 全体CZ頻度から「THE END状態(確定CZ)」の頻度を差し引きます。
- CZ経由AT頻度の定義
- 通常CZが成功する頻度と、失敗した一部から突入する「荒野の決闘」の頻度を合算します。
- AT直撃頻度の導出
- AT全体の頻度から、確定CZと上記で求めたCZ経由の要素をすべて除外します。
計算ロジックが整ったところで、設定1と設定6の具体的な数値を比較してみます。
【設定別算出結果】設定1 vs 設定6の比較
算出された数値を設定1・設定6で並べると、設定判別の観点で無視できない差が出ました。
| 比較項目 | 設定1 | 設定6 |
|---|---|---|
| AT初当り確率 | 1/386.2 | 1/269.6 |
| CZ確率 | 1/238.4 | 1/191.7 |
| 確定CZ(THE END状態) | 1/20177.5 | 1/7077.2 |
| 荒野の決闘当選率 | 1/128.0 | 1/64.0 |
| 算出されたAT直撃頻度 | 1/4098 | 1/1350 |
算出の結果、AT直撃頻度には3倍以上の差が出ました。設定1の「1/4098」は、通常時を5500G回しても1回引けるかどうかという水準です。対して設定6の「1/1350」は、同じ5500Gで3〜4回発生する計算になります。
「2000G以内に1回確認できれば設定6の可能性が高まり、2回確認できればかなり有力」という目安になりそうです。設定判別の軸の一つになるかもしれない指標ですが、あくまで本考察はCZ突破率に設定差がないと仮定した場合の話である点はご留意ください。
なぜここまで差が生まれるのか、背景にある内部仕様についても触れておきます。
考察&まとめ
考察:AT直撃頻度の差を生む「詩乃(GGO)モード」について
- 「GGOモード(詩乃)」による書き換え:
- 本機にはCZ当選時にAT直撃へと書き換える「GGOモード(詩乃)」が存在します。設定が高いほどこのモードへの滞在率が高く、結果として直撃頻度を押し上げていると推測されます。
- データ計器上の挙動(推測):
- 今回算出した「CZを経由しない直撃」の多くは、このモードによる書き換えと推測されます。データ計器上ではCZ信号(RB)が上がる前にBB信号が確認される、つまり「CZ履歴のないAT」として履歴に残る可能性があります。
まとめ
本記事での逆算の結果、スマスロSAO2における設定6のAT直撃頻度は約1/1350という数値が出ました。設定1の「1/4098」に対して約3倍の頻度です。実戦での設定判別に活用する際は、この数値を一つの目安として持っておくと良いと思います。
データ履歴を見る際は、単純なAT当選数だけでなく、そのATが「CZ信号(RB)を伴っているか、それとも伴っていないか」も合わせて確認すると、設定判別の精度が上がるかもしれません。
公表されている解析値に自分なりの計算を加えることで、設定判別の根拠をより具体的に持てるようになります。1/1350という数値を一つの参考として、明日からの実戦に役立ててもらえれば幸いです。
⚠️ 改めて注意事項:本考察はCZ突破率に設定差がないと仮定した場合の検証です。また、執筆時点で本機種は全国未導入のため、内容はすべて考察・推測の域を出ません。実際の導入後に仕様が判明した際は、数値を改めて検証する予定です。


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